「”いば”どきの若者」インタビュー*vol.15*

ザ・リノベマーケット
加藤雅史さん 通野崇さん 田中雅美さん

今年9月に水戸市で開かれたイベント、「ザ・リノベマーケット」を主催したメンバーのうち、加藤さん、田中さん、通野さんにインタビューしました。

(インタビュアー=いばらきユースプロジェクト増子)
このイベント当日は私も遊びに行きましたが、雨の降る天気にも係わらず、どのお店の方も温かく接客してくれました。なかには、ザ・リノベマーケットの目的を教えてくれた方もいて、イベントの出展者にしっかりと目的意識が行き届いているのだと強く印象が残っています。そんなやりとりが出来る店員さんとの会話は楽しいものでした。今までのイベントでこのように思わず話しを聞きたくなるような経験をしたことが無かった私にとって、新しい楽しみ方を教えてくれた素敵なイベントでした。このイベントがどのようにして生まれたのか、興味を持ち、インタビューさせて頂きました。

(第1回)


※写真は左から田中さん、加藤さん、通野さん

Q.とても楽しい時間を過ごせました。ザ・リノベマーケットはどのような反応がありましたか?

◆加藤さん
通常のお店よりも会話が弾み、交流を楽しめたという声や、ワークショップではじっくり作品に取り組むことが出来たといった好評を頂くことが出来ました。お越しのお客様が、飲食店やワークショップでそれぞれ思い思いに楽しんで頂けたことは、何よりも嬉しいことです。今回この企画に参加したメンバーは、誰もがこのようなイベント運営は初めてだったため不慣れな所は数多くあり、それがかえってお客様との距離を縮め、魅力となった部分もあるのかもしれません。結果、私たちならではのイベントとして受け入れられたと思います。
◆通野さん
私が担当した3Dトレハンシアターは、雨の影響を受けてしまったことは残念でしたが、映像と街歩きが融合した楽しさの可能性は感じて貰えたと思います。

Q.ザ・リノベマーケット開催までのいきさつを教えて下さい!

◆田中さん
水戸市が主催のリノベーションスクールがきっかけで出会ったメンバーで、何か出来ることはないか模索した結果、仲通りでイベントを開催する計画になったんです。
◆加藤さん
リノベーションスクールでは、空き店舗などの遊休不動産をリノベーションして事業化することを学び、実際に3日間で計画をまとめあげます。そのスクールでは残念ながら投資を受けられるレベルに達しませんでしたが、徹夜で議論を交わし合ったこのメンバーとなら何か出来るはずだという手応えがあり、自分達だけで計画を継続しました。ザ・リノベマーケットの開催地となった泉町仲通りは、水戸市の中央に位置している、飲み屋街です。小さい頃よく訪れた地域にあり、個人的にも想い入れがあります。昔であれば、タクシーに乗って『仲通りまで』と言えば辿り着いたそうですが、今はそのように伝えて分かるタクシーはほとんどありません。その仲通りに空き店舗を抱えるオーナーとリノベーションスクールで出会っており、私達の計画実現に協力して頂けました。しかし、昔のように夜の賑わいを取り戻すためのアイディアが浮かばず、だったら逆に、昼の仲通りに人を集め、この仲通りを知ってもらう、そんなイベントを開こうと考え、『ザ・リノベマーケット』を開催したんです。
◆通野さん
けれど、本当に準備には苦労しました。私を含め、それぞれのメンバーがギリギリまで準備に明け暮れました。直前の2、3日、寝てないメンバーもいると思いますよ。
◆加藤さん
準備は大変でしたね。計画段階でも、多くの問題にぶつかり、そのたびに解決策は無いか悩みました。消防法絡みの問題や、出店者との交渉など、どうにかまとめることは出来ましたが、やはり描いた理想通りには行かなかったですね。色々な立場に立って計画を捉えなければならない難しさを思い知りましたが、こういった経験は今後の活動を考える上でもとても勉強になりました。

第2回に続く・・・


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